●2004.4.4 決勝(14:00〜10周) 路面:ウエット 参加台数28台
相変わらずのウエットコンディション。気温も低い状態のままでの決勝となりました。
監督からの指示どおり、フォーメーションラップで「これでもか!」という程タイヤを温め、スタートに備えました。しかし、スタートはホイールスピンさせすぎてしまい大失敗!7位まで順位を落としてしまいました。
その為、1コーナー進入では前車の巻き上げる水煙で視界はほぼゼロの状態に。自分の居場所を確認するのが精一杯の状態でした。しかし、今回はウエットレースであり、非常に長いレースになることが予想されたので、とにかく集中力を切らしたら負けだと思い、ミスをしないように、且つすきあらばどこからでも抜いてやるつもりで周回を重ねました。
終盤になると、予想どおりスピン、コースアウトが多発。それもあって、順位を3番手まで回復することができました。前を行く2番手は、今回がデビュー戦の松永選手。
ラップタイム的には私の方が速いのですが、前車の後ろにつけるとウォータースクリーン状態の為、なかなか前に出ることが出来ませんでした。それでも、チャンピオン獲得を考えるとこのまま3位で終わるわけにはいきません。9周目に最後の勝負に出ました。
ダウンヒルストレートで松永選手の赤いコーションランプだけを頼りにスリップに入り、90°コーナーのブレーキングでパスすることが出きました。
その後、最後まで諦めずにトップの安達選手を追いかけましたが、時すでに遅し!2位でチェッカーとなりました。
実は予選後に安達選手とZAPの1,2フィニッシュを約束していたのですが、本当にそのとおりの結果になりました。(本来なら私がトップの予定だったのですが・・・。)しかも、同じくチームメイトで今回がデビュー戦の松永選手も3位。
なんと、ZAPで1-2-3フィニッシュ!表彰台を独占することが出来ました。
今回いろいろと大変貴重なアドバイスを頂いた、99年もてぎチャンピオンの遠田さん、寒い雨の中遠くから応援に来ていただいた皆様、本当に有難う御座いました。
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