二日間とも路面状況はドライコンディション。マシンセッティングも順調に進み、終始上位のタイムをマークすることが出来ました。
 しかし、タイムはとても拮抗しており、決して油断はできません。

 練習走行とはうって変わって、ウエットコンディション。その為、昨日のドライセッティングからウエットセッティングに変更して予選に臨みました。
 しかし、これが裏目に出てしまいました。予選開始直後から、雨が上がってしまい、序盤は何とか上位につけていましたが、後半になるにつれてアンダーステア（※）に悩まされることになりました。結局、ドライセッティングで臨んだ他チームに逆転されて11位で予選を終えました。
（ハンドル操作に対して、マシンが曲がらない状態。）

予選結果
http://www.twinring.jp/result/2004/4wheel/0516_4p.html

 予選とはまたまたうって変わり、かなりのヘビーウエットコンディション。予選を失敗したので、久しぶりの後方スタートとなってしまいました。開幕戦で失敗したスタートを今回は無難に決め、1コーナーに進入します。
 しかし、ヘビーウエットでしかも後方スタートの為、前車の巻き上げる水煙により、路面も確認できずに本当に雲の中を走っているような状況でした。何とか無事に1コーナーをクリアしましたが、序盤はいったい自分が何位なのかも全く分からない状態。正直、レース中に何度も突然現れる前車に追突しそうになり、かなりの危険を感じましたが、勘だけを頼りに何とか走行を続けました。
 予選後、メカニックと相談してセッティングを変更したので、マシンバランスはかなり改善されていました。結果、序盤に2台をかわすことが出来、9番手に浮上、終盤にも現在筑波シリーズランキングトップ甲野選手の背後にピタリと付け、抜きにかかりますが、やはり視界不良の為なかなか抜くことが出来ません。
 迎えた最終ラップ、甲野選手がブレーキングでスピン。間一髪かわし、なんとか8位まで順位を上げることが出来ましたが、ここでチェッカー。今回は不本意な結果に終わってしまいました。
 今回の敗因は予選にあったと思います。ポールポジション（予選1位）であれば、視界不良に悩まされることも無いのですから。

 次回はどんな状況であれ、予選をしっかり決めたいと思います。

決勝結果
http://www.twinring.jp/result/2004/4wheel/0516_4f.html