●2004.12.19 ファイナル決勝(14:50〜10周) 路面:ドライ
9番グリッドとはいえ、ファイナルレースはこれまでで一番長い10LAP。1周に1台ずつパスすれば、優勝も可能です。
前方8番グリッドには昨年のもてぎシリーズチャンピオンで今年はフォーミュラトヨタに参戦していた水谷選手。後方10番グリッドにはもてぎシリーズ2位の小野選手。
ポールポジションは今年のもてぎチャンピオンの甲野選手と相手にとって不足はありません。これまでにはないようなハイレベルなレースが出来ることに正直わくわくしていました。
スタートは最後になって一番決まり、1コーナーまでに1台かわすことが出来ました。スタート直後からとにかく前に出ることだけに集中していましたが、はっきり言ってどこで誰を抜いたのかほとんど覚えていません。
気が付くとレース中盤には4番手まで順位を上げていました。上位3台との差も徐々に詰まり、表彰台も視野に入れる所まで順位を上げることが出来ました。このまま上位3台との差を詰めたいところですが、バックミラーを見ると一度はかわしたチームメイトの栗原(宗)選手が私のスリップストリームを使い、必死に喰らいついてきます。
90°コーナーでインに入られ、そこからファイナルラップまで本当に抜き抜かれつの大バトルが始まってしまいました。こうしている間にも上位3台との差は広がってしまいますが、栗原選手を前に出してしまえばラップタイムが落ちてしまうことは分かっていたので、私も出来る限り彼の前で走行しようと必死でした。
しかし、そんなに簡単に前を走らせてくれるような相手ではありませんでした。ホイールトゥホイールの接近戦が何ラップ続いたでしょう。
ファイナルラップのダウンヒルストレートでは私が前にいましたが、スリップストリームにつかれると、続く90°コーナーで前に出られてしまい、最後の最後で抜かれてしまいました。結局そのまま5位でチェッカーとなりました。
決勝結果:ファイナル
http://www.twinring.jp/result/2004/4wheel/1219_53f.html
今回も最高のマシンを用意してくれたチームの為にも表彰台に立てなかったのは残念ですが、FJ最後のレースで本当にハイレベルでエキサイティングなバトルを楽しむことが出来ました。また、このレースに参加するまでにいろんな方々からのアドバイス、応援をいただき、本当に感謝しています。
今回のレースでは、当たり前ですが、決して一人でレースをしているわけじゃないことを改めて実感させられました。
来年に関してはまだ決まっておりませんが、必ずステップアップして自分自身の限界にチャレンジし続けますので、今後とも応援宜しくお願いします!
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